ケンダル・ジェンナーとカイリー・ジェンナーが大成功を収めているファッションライン「Kendall + Kylieコレクション」のTシャツが物議をしています。
彼女らのデザインするTシャツは伝説的なロックアイコンやミュージシャンの写真などを使ったものでしたが、最近ネット上に加え使われた張本人から非難されています。
私も前に見た時にいいのかなコレと思った矢先でした。
問題となったTシャツをまとめました。
ケンダル&カイリー・ジェンナーの炎上したTシャツ
ノトーリアスB.I.G
ご存知でしょうか、ヒップホップ界では超有名で、”誰か一人を挙げるなら”でよく名前が上がる人物です。
これに関しては、上記の投稿などで批判が広まり、ノートリアスBIGさんの母親がコメントする事態にまでなりました。
「なぜ彼女たちが2パックと私の息子クリストファーの死をTシャツにして売ることで儲けていいと思ったのかがわからない。無礼で不快で、最悪の搾取だ」
コレに対してのケンダル・ジェンナーさんからのコメント。
[tweet 880527206362914816 align='center' lang='ja']
「このデザインはよく考えられていなかった。気分を害した人、特に家族のみなさんに謝りたい」
ノトーリアスB.I.Gの遺族が運営している団体は
「謝罪は受け入れる。しかしこの問題はまだ解決していない」
としています。
メタリカ
ノトーリアスB.I.Gさんの件を皮切りに次々非難コメントが集まる形になってしまったケンダル&カイリー・ジェンナー姉妹。
メタリカのジェイムス・ヘットフィールドさんはこうコメントしました。
「彼女らは“自分たちには自分たちの好きなことができる”って思ってたんじゃないかな。俺にとっては、それは無礼だよ。俺らは35年間、一生懸命やり、人々との密接な関係を維持しようと最善を尽くし、全ての音楽を大切にしてきたんだ。それを誰かが突然めちゃくちゃにするなんて…。神聖なものっていうんじゃないが、でも、敬意は表してくれ」
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170726-00000045-bark-musi
デザインがこちら。

METALLICAのアルバム『Kill Em All』が背景に使われていました。

オジー・オズボーン
オジー・オズボーンさんもヘヴィメタルのミュージシャンで世界的な知名度を誇ります。
これには妻のシャロン・オズボーンさんが声明を出しました。
[tweet 880503475485855744 align='center' lang='ja']
「ガールズ、あなた達にはミュージック・アイコンと自分の顔を同一視させる資格はない。自分が知っていることに専念しなさい…リップ・グロス」
2PAC
超がつくほど伝説的なラッパー。
問題になったTシャツはこちら。

この写真を撮ったカメラマンのマイケル・ミラーさんは、この写真の使用許可は出していないと主張し、2人を訴える事態に。
「もしブランド側が使用許可を頼んできたとしても許可を出すことはなかった」
と話し、Tシャツを取り下げる前の売り上げ金を支払うことを要求している。
この訴訟に対し、ジェンナー姉妹の代理人は、下記のように反論している模様。
「映画に出ている俳優を訴えることと同じ。なぜならケンダルとカイリーはデザインをしていないから」
おわりに
問題が起きてからTシャツは全て販売を中止しています。
あらためて見ると、こんなにもそのまんまデザインを使用して、しかも自分たちを上に乗せているだけ。
こんな自分勝手な商品が成り立つと思ったところが不思議です。
しかも1枚$125で売っていたというから驚きです。