静電気は睡眠に悪い影響があるのかどうか気になったので調べてみました。
パジャマ選びの参考になる情報や静電気対策についてもまとめてみました。
静電気が発生する原因
服の摩擦
あなたもすぐに思い浮かぶと思いますが、服や繊維同士の摩擦によって発生します。
重ね着してた服を脱ぐ時なんかビリッときますよね。
空気の乾燥
空気が乾燥していると静電気が発生しやすいです。
湿度が高いと空気中の水分を通して逃げてくれますが、空気が乾燥していると静電気の逃げ場がなくなってしまうんですね。
筋肉の縮み
筋肉の縮みとは筋肉が緊張した状態に起こることのようです。例えば肩こりなどがそうです。
筋肉が縮むと血管も縮むことになり血流の摩擦が大きくなります。
その摩擦のせいで静電気が発生するんだそうです。
まさか血流の摩擦でも静電気が発生するとは驚きです。
静電気の影響
一般的に言われている影響が以下です。
- 血流が悪くなる
- ストレスが溜まりやすくなる
- 免疫力低下
- 疲れやすくなる
- 肩こりなどの疲労が起こりやすくなる
- メラトニンを破壊する
- ストレスが溜まりやすくなる
- 疲れやすくなる
は身体に静電気が溜まった状態が続くと、
カルシウムやビタミンCが流出してしまうからだそうです。
そして最後の影響、メラトニンを破壊する。
正直、「うそだろ・・・」って感じでした。
静電気にはメラトニンを破壊する作用があって、体内時計や睡眠のリズムを乱してしまうのだとか!
大事な大事なメラトニンを破壊するなんて、静電気は睡眠の大敵ですね。睡眠の質が下がってしまいます。
さらに「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「熟睡できない」などを感じている場合は、静電気が原因になっている可能性もあるみたい。
布団は絶縁体らしく寝ている間は身体に静電気が溜まりっぱなしになるそうです。
寝返りなどで服と布団がこすれますからね。
朝とかパジャマが肌にまとわりついてたりしますよね。
そのときは不快感を感じてしまうし、静電気のビリッとした刺激が、脳や神経にストレスを与えてしまっているんだとか。
・・・静電気あなどれないな。
どういう服の素材が良いか
服の組合せによって、静電気の起き方が変わります。
下記の素材の表は左に行くほど「+」に帯電しやすく、
右に行くほど「-に帯電しやすいということをあらわしています。
この表の中で近い素材の組合せだと静電気が起きにくく、
遠い組合せだと起きやすくなるんだそうです。
僕、冬場はユニクロのヒートテックにウール100%のセーターを重ね着してるんですが、静電気おきますね。
ちなみにヒートテックの組成を見てみました。
アクリル 55%
レーヨン 23%
ポリエステル 18%
ポリウレタン 4%
そりゃあかんわ。
レーヨンあったとしてもだめですね。相性悪悪でした。知れてよかった。
対策
部屋の湿度を高くする
加湿器やアロマディフューザーを使って湿度を高くしましょう。
部屋の湿度を上げることで、原因の一つの乾燥を撃退。
上げ過ぎるとカビなどが発生してしまうので、目安は50%~60%あたりに。
水分を取る
ミネラルには体内の静電気を中和する役割があるそうです。
なので寝る前に水を飲みましょう。喉からっからで寝るのはダメですよ。
観葉植物を部屋に置く
観葉植物はマイナスイオンを発生させます。
静電気は「+」の電気だそうです。
マイナスイオンは「+」の電気になってしまった身体に「-」の電気を補い、静電気を起きにくくしてくれるんだそうです。
電磁波の発生源を近くに置かない
電磁波は電気があるところで発生するもの。
家電製品やコンセントがそれにあたります。
それら電磁波の発生源から距離をとることで、体に受ける影響を少なくできるのだそうです。
寝ている間に電磁波にさらされていると、眠りが浅くて夜中に目が覚めてしまう、朝の寝起きが悪い、頭がボーッとする、などの影響があるのだとか。
ちなみに枕元にスマホを置くことも良くないそうです。ただ、機内モードにすると電磁波をオフにできるそうなので今日からすることにします。
パジャマの洗濯時に柔軟材を使用する
どうしても着たい服や組み合わせがあったりする場合には、静電気防止効果にすぐれた柔軟剤を使って洗濯するのがおすすめです。
北向きで寝る
北枕が静電気対策になります。
地球の磁力線って覚えてますか? 中学の理科で習ったんだったかな。
磁力線はN極からS極、つまり南極から北極へと走っています。
例えば東西方向に寝ると、磁力線の中を血液が横切ることになり、静電気が発生してしまうらしい。
磁力線と血流との角度がないほど、静電気が発生しにくくなるということ。
ちょっとむずかしい話になりましたが、こういったミクロの視点は新しいですね。
まとめ
静電気は睡眠に影響があることがわかりました。
身体に静電気が多いと睡眠を妨害してしまうので注意したいと思います。
静電気への対策をし、より良い睡眠を獲得しましょう。