WBC世界バンタム級タイトルマッチで山中慎介さんを破って新王者になったルイス・ネリ選手にドーピング疑惑が浮上しています。
もしドーピングをしていた場合どうなるのでしょうか。
ここでは、山中慎介さんのタイトルや王座はどうなるのか空位になるのか、そして無効試合になるのか再試合はあるのかをまとめました。
ルイス・ネリに薬物陽性反応が検出される
WBC世界ボクシング評議会が8月23日に、ルイス・ネリが試合前に行ったドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したと発表しました。
禁止薬物はジルパテロールという筋肉増強剤クレンブテロールに似た性質を持つものとのことです。
現状、日本ボクシングコミッション(JBC)には既に連絡があり、B検体や試合後に採取した検体の検査結果を受けてWBCと対応を協議する方針となっています。
陽性であれば考えられること
ルイス・ネリがドーピングをしていたということになればどうなるのか、気になるポイントは以下のようなことです。
- タイトルの剥奪はあるのか
- 王座はどうなるのか空位になるのか
- 無効試合になるのか
- 再試合はしないのか
タイトルの剥奪と空位について
元記事である米スポーツ専門局「ESPN」の記事では、「ドーピングが確定すればタイトルは山中慎介さんに戻る」と書いてあります。
Luis Nery's failed drug test puts WBC bantamweight title into question - ESPN https://t.co/G1RJU3Ryd5
— Beautiful Alice (@alice_muscle) 2017年8月24日
ネットでは、
「空位になるかと」
という意見もあるが、
「挑戦者側のドーピングだと王座は移動しない」
という意見もある。
具体的に空位に関してはこんな意見があって、
過去にもタイトルマッチ後に薬物検査で陽性になって処分された選手がWBA/WBC/IBF/WBOにいるけど、タイトルが王者に戻ったケースは一度も無いよ。全部、空位になってる。残念だけどね。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20170824-01876852-nksports-fight
ただ過去に王座が戻されたという事例もある。
WBA世界ヘビー級タイトルマッチの王者ルスラン・チャガエフVS挑戦者ルーカス・ブラウン戦では、挑戦者側がTKO勝ちするも、後日挑戦者側のドーピングが発覚し、王座はルスラン・チャガエフに戻されました。
情報が錯誤していますが、どちらの可能性もありそうです。
希望としては、山中慎介さんがタイトル保持者で防衛12回から再スタートをのぞみたいところです。
が、山中慎介さんの心情としてはどうなんでしょうか。
無効試合
過去にあった粟生選手対ベルトランや他の世界戦で無効試合になったケースがあります。
黒であれば無効試合とされると思われます。
再試合は?
ルイス・ネリさんが黒だった場合、再試合はないと思われます。
処分については、1年出場停止と見る意見が多いようです。
永久追放に関しては、希望的意見として多数見受けられました。
タオル入れて正解だったという意見が
タオル入れて正解だったという意見が多数見受けられます。
https://twitter.com/jetpack/status/900539847093268480タイトル戦だから無効試合になるでしょうね。ベルトが山中に戻るかも。
— SAVAS (@Savastdeeper) 2017年8月24日
となると物議を呼んだ早めのタオル投入は正解やったと言うことかな。#山中慎介 #ネリ #ドーピング陽性
ネリがクロだったら、ますます大和トレーナーのタオルは正しいってことになるなw ドーピングしてる選手のパンチをまともに喰らい続けてたら、のちの日常生活に何かあったかもしれない。
— _S___N___S_ (@_S___N___S_) 2017年8月24日
「あれは薬物のおかげだったか」と言われています。
本当にドーピングしていたら山中慎介さんが気の毒でならないです。
今回検出された物質は牛の飼料に含まれるものらしく「食肉に含まれる可能性のあるもの」に関してはうやむやになるケースも多いと言います。
速報を待ちましょう。
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